2021年5月8日 土曜日

車中泊、2日連続で中禅寺湖。
スタートはいつもの通り6時。
3時から歩き始めてポイントで夜明けを待つなんて無理、身体がもたない。


日光白根には少し雲がかかっているけど晴天、西風がちょっときつめ、7m/secくらいかな。
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ストッキングタイプのウエダーに秀山荘の沢靴で大日まで1時間半の中禅寺トレイル。

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南東向きの道には冬の季節風で吹き飛ばされなかった落葉がたっぷりでフカフカ。
歩いていて気持ちいい。

今年の中禅寺湖は不調とのことで人気ポイントにも釣り人は少ない。
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例年なら釣り人でてんこ盛りだけど、盛期の土曜日なのに2人だけ。

8時なのでやりたいポイントにはほぼ釣り人がいる。
不人気で空いてる場所に入って釣り始める。

S1/S2アトランティックサーモン、20から始めて90まで沈める。
全く釣れない。
見える範囲の釣り人、ほぼ全員がフライ、も全然釣れていない。
で、自分も含めてほとんどの人がダラダラし始める。
そしてポツポツと移動が始まる。
自分も飽きて足もとからドン深のポイントへ移動、ホンマスを狙おうと思ったから。

ホンマス狙いならインタミに変えるべきだけど面倒なのでS1/S2のままでカウント20で早引き。
1時間くらい頑張ったけどやはり反応無し。
ポイントの移動を考え始めた頃、早引きのフライにドスンッと重いアタリがあってフッキング。
ホンマスじゃない、重い、動かない、レイクだ。
重量感たっぷり、かなり良型。
時間をかけてランディング。
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60アップ、ホンマス狙いでレイクが釣れちゃったけど素直に嬉しい。

朝からやったポイントで全然気配が無かった時点で半ばボを覚悟した。
そんな状況でこんな立派なレイクをキャッチできた。

いままでホンマスしか釣れたことの無いポイントだけどレイク狙いに変更。
右側の急深の岸に沿ってキャスト、カウント30。
もう少しでヘッドがガイドに入るあたりでドンッとレイクがフッキング。
そいつはフッキングのあと一直線に沖の深みに向かった。
ジーっとリールを逆回転させてゆっくりと沖の深みに力強く止まらないで進む。

このレイク独特のファイトが好きだ。
スピード系もいいけど愚直にまっすぐ沖の深みにラインを引っ張って進む。
あざとさのカケラもない愚直なファイトは中前湖だけに棲むレイクだけ。

何度も巻いて引き出されてを繰り返してネットに入れた。
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さっきのレイクより細身だけど今度は狙い通りに釣った。

こんなにラインを引き出したレイクは始めてだと思う。
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このレイクも60はある。

この2匹のレイクで十分シアワセだった、昼寝。
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ワカサギが岸に寄っていた。
この2日間はTG-6を使っていたので水中のワカサギを撮ってみた。
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水温が10℃未満なので手が冷たすぎて落ち着いてフォーカスできなかった。

TG-6、水中が撮れて水没させてダメにすることはないけど通常の撮影は自分的にはちょっと。
だから撮るのが楽しくない。



たっぷり休憩してからブラウンを釣ったことのあるポイントへ移動。
茶狙いで中層を引っ張っていたら岸から15mくらいでフライをひったくるアタリ。
一瞬、茶かと思ったけど走り方が回遊系、ホンマスであってほしかったけどニジだった。
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芦ノ湖なら十分だけど、ここではニジじゃないほうが嬉しい、なんて傲慢なことは言っちゃいけない。

それからも少し粘ったけど疲れたので時間前に終了。

帰り道、日光白根に陽が沈んだ。
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雪が消える前に飯豊に登って日本海に沈む夕陽を眺めていたいなあ。